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◆二胡 電子チューナーを使った調弦方法

楽器や音楽の経験がない方や、耳で音を合わせる自信がない方は、電子チューナーを使ったほうが確実でしょう。電子チューナーは、針やランプなど、目で音を確認しながら調弦ができるようになっています。

ここでは、電子チューナー(販売終了品)を使った調弦の方法をご紹介します。現在二胡姫で販売しているチューナー、もしくは他のチューナーをお持ちの方でも、原理は同じなのでぜひ参考にしてください。

【 参考 】二胡の調弦は、開放弦(弦を押さえない状態)を弾いて、

この音になるように調弦します。基本的にこれでOKです。

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チューナーの音階(ドレミファソラシ)は、アルファベット順で「C D E F G A B」と表現されます。また、Bより高い音階は、C D E...と続きます。
二胡の調弦は、開放弦(弦を押さえない状態)を弾いて内弦(太くて長い)をD、外弦(細くて短い)をAになるようにします。

チューナーで使用する主な部分は以下の4つです。

  1. 電源ボタン
  2. 針(メーター)
  3. 音階(アルファベット表示)
  4. チューニングランプ

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それでは、内弦をDに調弦しましょう。電源ボタン(リンゴマークのような)を押して電源を入れます。他のボタンは触らないでください。内弦を弾くと、チューナーの針が動きます。画面の右上に「D」の文字が出るように、糸巻きを回していきます。E、FなどDより大きい英字が出るほど、音が高い証拠ですので、弦を緩めていきます。

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B、CなどDより小さい英字は、音が低い証拠ですので、弦を巻いていきます。

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真ん中の緑色のランプが付くと調弦OKです。
右側の赤ランプは高すぎ、左側の赤ランプは低すぎですので、できるだけ真ん中の緑色ランプが付くまで、糸巻きを回して調節します。

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同じように外弦をAに調弦しましょう。
外弦を調弦すると、せっかく合わせた内弦がまた狂ってしまうことがありますが、その場合は、内弦と外弦がどちらも正しい音高に安定するまで、交互に調弦を繰り返してください。

※弓を動かすときは、同じ力加減でゆっくり動かして、できるだけ安定した音量で長めに弾くようにしてください。
※調弦をするときは、他の音楽や会話に反応してしまいますので、音が入らないよう注意してください。
※調弦の途中で、弾いている音が高いのか低いのかが、分からなくなった場合は、いったん音をおもいっきり低くして(弦を緩める)、だんだん音を高く(弦を巻く)していくと音を合わせやすいです。

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