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月別:2008年01月 | カテゴリー:シャンティ老師の清談録

シャンティ老師の清談録 ~第十四話~

 音の高低と振動数  

あけましておめでとうございます。
あっという間に2007年が過ぎ去り、気づけば2008年を向かえて10日余り。
いやはや、時の流れとは早いものです。

光陰矢のごとし、時は得難く失い易し。

年を取ると一年の流れが速く感じますね。
まぁとにもかくにも、是非とも本年もよろしくお願い申し上げます。

さて、本清談録がだんだん学術色が強くなってきていますが、出来るだけ易しく、面白く・・・・・
と思うのですが。。。

やはり前回の続きをやったほうがいいやもしれませんな。
では、音の高低と振動数についてお話いたしましょう。


清談録 ~第十四話~の続きはコチラから 





さて、音は空気の振動です、と憶えていらっしゃいますか?


ト音記号の第二間はラの音でしたね。この音は440サイクルです。と、世界のスタンダードで決まっております。
逆のことを言えば、ラの音を出すと、これは空気に毎秒440の波を発生させているということになります。

電子チューナーをお持ちの方は、どうぞご覧ください。
きっと、A(ラ)の音を合わせたときに、横に『440Hz』という文字が現れているかと思います。

これを楽器で表しますと…そうですなぁ、ピアノと致しましょう。
ピアノは、けんばん楽器と申します。けんばんを押すと、そのけんばんの音が出るのですが、実は、ピアノの音は弦を叩いた音なのです。
ピアノの中の金属板に金属製の弦が張り付けられております。
その弦を、鍵盤につながっているハンマーで叩くと、弦が一秒間に440回振動するのです。
これがラの音として出てくるのでございます。

440サイクルで空気がふるえるとそれがピアノであろうが、バイオリンであろうが、はたまたフルートなんでもいい、木の葉っぱ、草の葉、蝶の羽、電柱に張られた線、北風にはためくマフラー、みんなラの音になってしまうのですよ。

音を数字としてとらえた科学者は誰でしょう?
学説によると、一応、ピタゴラスさんだと言われおります。ま、しかしこれは西洋の音楽史で言われていることですから、中国やインドではまた別人がいることでしょう。
とりあえずここではピタゴラスということで話をすすめましょう。

ピタゴラスはこう説明しております。
図解にして説明しましょう。

A *―――*――――*―――――――――――*B
       D C


A地点からB地点の距離を100cmとしましょう。
この線をはじいてでる音は仮にラの音(つまり440サイクル)とします。
ところが、この線のちょうど中間点、50cmを抑えたとします。
これをC地点としましょうか。

ここでAとCの間の線をはじくと、あら不思議、880サイクルの音、つまり、基準のラの一オクターブ上の音(ラ)が出るのですよ。
4分の1であるAからD間だと更にその二倍(880×2) 基準音の4倍(440×4)で1760サイクルとなって2オクターブ上のラになるのです。
つまり弦の長さを半分づつちぢめていくと、振動数は1,2,4、8となっていくのです。
基準音から一オクターブずつ上がっていくしくみになっているのですよ。

まとめてみると…

※100cmの長さで440Hzのラがでるとします。

AからBの100cm=基準であるラの音。
AからCの50cm =基準よりも1オクターブ上のラ
AからDの25cm =基準よりも2オクターブ上のラ


これは自然の法則なのです。
これをとらえてピタゴラスは「音は数なり」と言ったそうでございます。

次回の清談は、火曜日にお待ちしております。
それでは、再見。
シャンティ老師


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