シャンティ老師の清談録 ~第八話~
さて、今日も先日に引き続いてのお話でございます。 調性についてのお話なのですが。 そうですなぁ、では今日は、半音と全音のお話などを致しましょう。
続続・音の調性
調性というからには、調の性格、性質、もっとすすんで色あいということになりましょうな。
前回はハ長調というところまで話が進みましたかな?
黒鍵を除いた鍵盤だけでつくられた音階のことをハ長調と名づけました。 何故「半音」と呼ぶの?好奇心、疑問心の強いあなたはこういう疑問をもつやもしれませんな。 次、ファを飛ばして、ソとラは全音、ラとシも全音、そしてシとドが半音となります。 そう、実は、“ ドレミファ・ソラシド” は二つで構成されているのでございますよ。 すなわちド~ファ とソ~ドはその構造においてまったくの相似形となっておりますよ。 つまるところ。 | | | | | | | | また、 というわけなのでございます。 次回の清談は、また金曜日にお待ちしております。
なぜハ長調かというと、ハの音を基本の音として作られているからでございます。
ハ長調を詳しく分析し、その構造をはっきりと理解すると、ト長調とかヘ長調とニ長調という別名の長調が分かるようになるのです。
それもとても簡単に。
本日はそれについて説明しましょう。
まず音の名称をしっかりおぼえましょう。 ( )内は音名ですな。
ド(ハ)レ(ニ)ミ(ホ)ファ(へ)ソ(ト)ラ(イ)シ(ロ)そしてド(ハ)となります。
この列の中で、ミとファの間には黒鍵がありません。
シとドの間にも黒鍵はございません。
ということはミとファは「半音」の隔たりになり、シとドの隔たりも半音ということでございますね。
実は、黒鍵をお互い共有している白い鍵盤どうしの隔たり、つまりドとレとか、レとミとかの隔たりのことを「全音」と呼ぶからなのです。
全音の半分になる音の隔たりを半音と呼ぶわけです。
さあ、ここから頭を整理しながら考えを深めてみましょう。
ドとレは全音、レとミも全音、しかし、ミとファは半音とここで一旦切りますかな。
すると全音 全音 半音となりますね。
ここから何が見えるでしょうか?
ハ長調というのは、ドからファまでの全音+全音+半音という4つの音と
ソから始まる全音+全音+半音という4つの音が、ファとソの全音で結び付けられていることが分かりますね。
このふたつの相似形が「全音という結び目」によってつながってできているのが長調の絶対的な構造でございます。
これさえ憶えてこの構造を組み立てることができれば、どんな難しい調でもすぐ分かるようになるのですな。
もう一度整理いたしましょう。
ド(全音)レ(全)ミ(半音)ファ <結び目の全音>ソ(全)ラ(全)シ(半)ド
| 全 | 全 | 半 | 全 | 全 | 全 | 半 |
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
そして、
ドレミファソラシド = (ドレミファ)+(ソラシド)
ドレミファ=ソラシド
続きは次の清談でお話いたしましょう。
それでは、再見。
シャンティ老師
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