シャンティ老師の清談録 ~第六話~
さて、まぁそのようなお話を続けてきたわけですが、考えてみれば、音の基本的なお話をしておりませんでした。 二胡に限らす、音楽にはD調でしたりG調でしたり、いわゆる調というものがございます。
音の調性
さて、今日の清談はどのようなお話がよろしいですかな。
先日は、確か、音の子供たちについてお話致しました。
音は音を生み出すという、考え方。倍音でございます。
まぁつまり、どうしてドレミのドは、もしくは数字譜の1は1なのかというお話ですな。
そうですなぁ、今日は、調性に関してお話いたしましょうか。
さて、ドレミのドはなぜドというのでしょうか。 いやはやしかし、私のできうるかぎりでお話を試みてまいりましょう。 日本の音楽教育では、ドレミを階名と言っています。音階の階ですな。 と、まあ上記のようになるのでございます。 それはドレミファソラシドの8つの音です。 下のドから上のドまで8つございます。 ここでは「何故」という疑問をもたないようにしましょう。英語では前者をメジャー(Major)といい、後者をマイナー(Minor)という言葉で表します。 では音楽だとメジャーがマイナーより強いと言えるというと、そうではございません。 続きは次の清談にてお話いたしましょうか。
誰がそう決めたのでしょうか。ドの音の高さはいつ、どういう風に決められたのでしょうか。
この単純な質問に答え、またそれを理解するためには、西洋音楽史に相当知識がないと応えることもできないし、理解する事も難しいのでございます。
同じ音でハニホという呼び名もついています。これは音名です。
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド (階名)
ハ ニ ホ ヘ ト イ ロ ハ (音名)
不思議でございますね。同じ音でふたつの名前がついているのです。
これは、ま、はしにおいておきまして、とりあえずここでは、ドレミでいきましょう。
音階とは、そう簡単に例えれば、音の階段のことです。これは音には低い音、高い音があるというところから出た発想でございます。
低いドからひとつずつ音の階段を上がって高いドにたどりつくという考え方ですな。
これを1オクターブという言葉で表すことができます。
オクターブという言葉はオクトという言葉からきていますが、これは8を意味する言葉ですね。ちなみに8本足のタコはオクトプスというのですよ。
さて、テーマは調性でございましたね。
世界にはいろいろな音楽や歌がありますが、これらはすべてなんらかの調性をもっています。調性を詳しく定義すると、頭が混乱してしまいますゆえ、ここでは西洋音楽という狭い領域に限ってみましょう。
西洋音楽における「調」は大別して2種類あります。
それは長調と短調でございます。
長調になぜ「長い」という意味をもつ「長」をつけたのか。
短調でなぜ「短い」という意味の「短」をつけたのか。
スポーツの世界、とりわけ野球では大リーグのことをメジャーといい、その下をマイナーリーグと呼びますよね。力の差で言えばメジャーがはるかに強く、マイナーはそれほどの力はない。
……こちらをお話いたしますと長くなってしまうやもしれませんな。
次回の清談は、また金曜日にお待ちしております。
それでは、再見。
シャンティ老師
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